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執筆者の写真Universal Drone

#19〜人材開発支援助成金について〜

更新日:2023年6月12日

皆様、こんにちは!

UNIVERSALDRONE広報部です⌘


ドローンの講習を受講したいとなった時、

受講したいと考えているが 金額が高い と思っている方、

国が実施している 助成金 が使えたら便利ですよね☝️



しかし、いざ助成金のことを調べようとしても難解な言葉が多く、

内容が分かりにくいのも事実です...。



そこで今回は、

ドローンスクールの受講において申請可能な助成金

について紹介していきます❗️



|「人材開発支援助成金」

ドローンの講習にあたって申請ができる助成金は「人材開発支援助成金」になります。




人材開発支援助成金とは

「事業内の職業能力開発計画を立て、計画に沿って従業員に職業訓練を実施する事業主等」を支援するための制度。

技能訓練を実施する事業主等に対して、

訓練期間中の賃金の一部、訓練経費を助成する制度です💰


そのため、基本的に本助成金を申請できるのは「法人」のみとなっており、

支給対象事業主及び事業主団体等は

「雇用保険適用事業所」であることが必要です。


また対象となる申請者は、「正規雇用されている労働者」であることが条件となりますので、短期労働者、派遣労働者は対象にならず、

被雇用保険者が対象のため、事業主自身・会社役員も対象外となります。




申請方法や助成金対象者の条件、具体的な助成金額ですが、2種類あるコースのうちどちらを利用するかによって異なります。


コースは、「特定訓練コース」と「一般訓練コース」の2種類となります。

 

〈特定訓練コース〉


対象者:雇用契約締結後5年以内・35歳未満の若年労働者


対象条件:訓練の時間が10時間以上であること、Off-JT(職場外研修)に基づき行われる訓練であること


助成金額:経費助成 45(30)% + 賃金助成 760(380)円/時・人 ※カッコ内は中小企業以外




〈一般訓練コース〉

対象者:35歳以上の労働者


対象条件:訓練の時間が20時間以上であること、Off-JTに基づき行われる訓練であること、セルフ・キャリアドック(定期的なキャリアコンサルティング)を対象時期を明記して規定すること


助成金額: 経費助成 30% + 賃金助成 380円/時・人

 



|助成金を申請する流れや必要資料は?

助成金を申請するにあたっては、主に以下の流れとなります。

事前準備

 ・「事業内職業能力開発計画」の策定

 ・「年間職業能力開発計画」の策定

 ・「職業能力開発推進者」 の選任

①都道府県労働局へ必要書類の提出 ※訓練開始前日の1ヶ月前まで

 ・訓練実施計画届

 ・年間職業能力開発計画

 ・訓練カリキュラム

 ・訓練別の対象者一覧 など

②労働局から申請受理の通知 ※訓練開始の約1週間程度前

③訓練の実施(ドローンスクールの講習を受講)

④支給申請書の提出 ※訓練終了日の翌日から2か月以内

 ・支給申請書

 ・賃金助成及びOJT実施助成の内訳

 ・経費助成の内訳

 ・OFF-JT実施状況報告書

 ・支給要件確認申立書 など

⑤助成金の受給




|助成金申請の問い合わせ・申請窓口・各種資料

助成金についてのおおまかな流れをご紹介してきましたが、

制度内容の変更等もあり、

本内容が必ずしも正しい情報とは限りません


そのため、最新の情報や助成金に関する詳しい内容は、

必ず各都道府県労働局の窓口で確認するようにしてください。




▲各種資料リンク▲





|まとめ

ドローンの講習で申請可能な「人材開発支援助成金は、

講習にかかる費用を助成してくれるありがたい制度ですが、

必要な条件や書類などが複雑です。


また、申請に関しても、講習受講前までに受理される必要がありますので、

助成金の利用を検討の際は、ぜひ前もって計画的に進めてもらえればと思います。



※本記事の内容はあくまでも参考情報となります。

助成金の詳しい内容は、必ず都道府県労働局の窓口にてご確認ください。

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